建ててみないとわからない注文住宅!だからこそ知りたい実践的に役立つ情報!

注文住宅は、建て売り住宅とは違って完成しないと良し悪しが良く分からない、間取りなどの打ち合わせのときには3次元データを使いCGでデザインを見せてくれたりするけれども、実際に家が完成しないと現実味がないので理想とは違った形になるのではないか、このような不安や疑問を持つ人も多いことでしょう。ここでは、注文住宅の家を建てるときに必ず役立つ情報を幅広くご紹介しているので疑問を持っている人など解決に導けるのではないでしょうか。
注文住宅の費用を節約したいときに見直したいポイント
注文住宅は自分たちの希望を通すことができますが、もちろんそれはお金と引き換えであって、予算に制約がある限りは際限なくというわけにはいきません。注文住宅の費用を節約したいと思うことは当然発生する可能性があります。そのための見直しのポイントですが、基本的には自分たちの希望そのものを見直すことです。住宅建築に関わるありとあらゆる点で思い通りでないと気がすまないような人はちょっと奇特でしょうが、そこまで行かなくてもせっかくの注文住宅で一生に一度というかこれから一生住むのだから、妥協は心の敵だと考えている人もいます。これは一般的には話が逆であって、よほどのお金持ちであればまた別かもしれませんが、妥協せずに予算が膨れ上がることで、立派な家は建ったけれどもその中での生活は切り詰めざるを得ないということになって本望なのでしょうか。住宅に求めるもの、ひいては自分の人生に求めるものの優先順位をつけるようにして下さい。
注文住宅の購入時に用意する頭金の相場
注文住宅を購入する際は、現金で一括購入という方よりも住宅ローンを利用される方がほとんどだと思います。ただし、近年の日本では注文住宅を購入する際に、あえて頭金を用意しなくても住宅ローンの契約が可能なケースも増えてきました。しかし、できるだけある程度先に用意しておいた方が、利息がその分かからなくなるのでおすすめです。基本的に注文住宅のローンは高額になることから、なるべくたくさんの頭金を用意しておくのが良いとされていますが、どのくらい用意しておけばよいのでしょうか。おおよその目安としては、住宅の価格に対して10%~20%ほどが相場だと言われています。例えば、3000万円の住宅であれば、300万から600万円ほど用意しておいた方が良いでしょう。借入額(ローン)を抑えることで住宅ローンの審査も通りやすくなりますし、返済の負担も大きく減らせるので、できるだけ購入前に資金を準備しておくことをおすすめします。
注文住宅の外観をおしゃれにするポイント
自分のマイホームを持つ方法として建売住宅を購入するの他に、より自由度の高い方法として注文住宅があります。注文住宅であればより自由に間取りや設備だけでなく、デザインなども自分や家族の理想を詰め込む事が可能です。理想通りの家を建設する事が可能ですが、家全体の印象に影響してくるポイントとなるのが外観です。外観の作りをおしゃれにすることで、より印象がよく魅力的な家にする事が出来ます。おしゃれに外観を作るコツに、屋根のデザインと建物全体の凹凸感になります。屋根の場合は形や素材だけでなく、軒の作りによって大きく見え方に影響してくるのがポイントの1つです。建物全体の凹凸を作ることで、奥行きが生まれてより印象を用する効果があります。アクセントを取り入れることで他の家のデザインと差を付ける事ができ、よりインパクトのある外観にする事が可能です。ポイントを抑えた上で外観をデザインすることで、ぐっと際立つ家に仕上げる事が出来ます。
注文住宅の建築期間を短縮するための工夫
注文住宅の建築期間は、相談した段階から引き渡しまで含めると1年を超えるケースも珍しくありません。 状況によっては1年以上かかる場合もあり、もっと短縮したい施主もいるでしょう。 長くなりがちな注文住宅の建築期間は、ちょっとした工夫で短縮可能です。 たとえば土地を選ぶときは、地盤改良の必要がない物件を選ぶのがおすすめです。 地盤や隣接する土地との間に擁壁などに問題があると、家を建て始める前に工事をしなければいけません。 そうした改良工事が必要ない土地なら、スムーズに建物の工事に入ることができます。 プランを決めるときには、標準仕様から大きく逸脱しないこともできる工夫です。 標準仕様から大きく逸脱すると、仕様が特殊になり工事が延びる原因になるので、カスタマイズする場所を最小限にすると短くなります。 その他にもスピーディーに注文住宅を建てたいなら、打ち合わせで追加の要望をしたり途中で変更したりしないのも、短縮化のコツです。
注文住宅の断熱性や気密性を高めたことで起きる弊害
注文住宅を作るときは、できるだけこだわりを取り入れたいものです。
日本の夏は暑さは厳しく、しかも冬は室内も寒くなるので高断熱・高気密の家にしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
高気密・高断熱にしておけば外気の影響を受けにくくなり、室内の温度が安定し光熱費を抑えられるというメリットがあります。
とはいえ、実際に注文住宅を建てる前にはメリットだけではなく、弊害がないかも確認しておく必要があります。
デメリットでは、まず建築費用が高くなることがあげられます。
それから、こうした家は室内が乾燥しやすいということも知っておきたいところです。
冬場の暖房では石油ストーブが活躍しますが、気密性の高い家では一酸化炭素中毒を起こすリスクもあります。
このほかでは、十分な換気ができていないと結露ができやすくなるということも知っておきたいところです。
空気を逃さないために夏場は熱気がこもりやすくなることや、臭いがこもりやすいなどの弊害もあります。
注文住宅の建築で住宅展示場を見学に行く必要性
マイホームを購入しようとしている人が、注文住宅の建築を視野に入れているなら、住宅展示場を見に行くのがおすすめです。
その理由は、そこに行けばモデルハウスの見学ができるので、住宅の設備や間取りなどを体感することができ、ご自身の注文住宅づくりに活かせる知識を得ることも期待できるからです。
注文住宅を建てる時は、部屋をどのように配置すれば生活がしやすいのか、どんな設備があれば便利に暮らせるのかなど自由度が高い分考えることが多くなります。
そのため、ネットで調べ物をするなどの方法で情報を集める人も多いですが、住宅展示場に行くと素敵な家の見本が実物大で見られますし、ハウスメーカーや工務店のスタッフにも会えるため、疑問に思ったことは直接聞いてみることもできます。
住宅の展示場に行くことは、効率良く情報を収集できたり家づくりのヒントを得られる可能性が高いなど、注文住宅を建てたい人にとってメリットが多いので、忙しくても見学に行く必要性はあると言えるでしょう。
意外と見落としがちな注文住宅を建てる土地周辺の交通量
日本銀行の政策により、日本は世界でも類を見ないほど超低金利状態の国となっています。
その影響で住宅ローンの金利も長年、1%を切る状態が続いています。
このような低金利のうちに、住宅ローンを組んで、自宅を購入しようと検討されている方も多いのではないでしょうか?ところで、自宅の購入方法には、建売住宅を購入する方法と、工務店と請負契約を締結し、注文住宅を建てる方法があります。
注文住宅を建設する場合は、設計やデザインさらには設備まで、自分で決めることが出来る自由度の高さが魅力です。
そのためこのタイプの住宅を建設される方は、どのような設計にするかで頭がいっぱいになりがちとなり、重要なことを見落としがちです。
それは交通量です。
建てる場所の自動車通過量は多すぎても、少なすぎても問題です。
多すぎると子供が交通事故にあう可能性が高くなり、逆に少なすぎると不審者等に遭遇するリスクがあります。
そこで土地選びの際は、交通量をきちんとリサーチしましょう。
しかも明るい時間帯だけではなく、出勤・通学および帰宅の時間帯など複数の時間帯で調査するべきです。
注文住宅のリビングを開放的にするなら寒さへの対策も重要
注文住宅では、そのこだわりを住宅に落とし込む事が出来ますし特に開放的なリビングは多くのケースで選ばれるスタイルです。
注文住宅でリビングを作る時には、寒さへの対策をする必要があります。
特に、集合住宅に比べると戸建て住宅というだけでも寒さを感じやすいです。
そこへ来て、広く仕切りの少ないリビングを作るとなると空調も効率が悪くなったり冷気を感じやすくなるので注意しましょう。
工夫としては、空気が循環するような仕組みを作ったり間仕切りを効率よく導入する方法です。
広いリビングは魅力的ですし、天井も高いほうが解放感がありますが実際はエアコンの効率が悪く冬は寒くなります。
電気代の高騰にもつながりますので、効率よく部屋をあたためるためにも何らかの策を講じる必要があります。
もちろん、足元をあたたかくする床暖房も効果的です。
広い部屋だと、特に冷気が気になりますので足元に暖気が行くような作りにすると寒さを感じにくいです。
明るさを確保できると同時に注文住宅の室内を暑くする天窓
室内の日当たりを確保するために、注文住宅でも取り入れられるのが天窓です。
天井に窓を取り付けることにより、周囲が高い建物に取り囲まれている注文住宅でも、一日中太陽の光が室内に届くようになります。
明るさを確保するためには非常に有効な手段ですが、しかし近年ではあまり選ばれなくなりつつあるのが現状です。
なぜ選ばれにくいのかというと、室内が暑くなるからです。
気温が低くなる冬なら、天井から太陽光が入っても室内をぽかぽかと温めてくれるので嬉しいでしょう。
しかし気温が上昇する夏になると、容赦なく太陽光が照り付け室温は上昇します。
クーラーで快適な温度まで冷やしても、天窓から入ってくる太陽の熱で気温が上昇してしまい、エネルギー効率も悪くなります。
また注文住宅が雨漏りする危険性が高くなるのも、取り付けるデメリットです。
そのため近年では注文住宅でも選ばれにくくなり、別の方法で室内の採光を確保する動きが広まっています。